抱えていた課題・背景

沼津駅から車で１0分ほどの漁師町に2014年にオープンした『はなぱん』は、地元の高齢者や子どもに愛される柔らかいパンを中心に製造・販売していた。

その後、2店舗を出店したが失敗に終わり撤退、多額の借金を背負うことになる。

何とか巻き返しを図ろうと、イートインサービスを開始。アニメの聖地巡礼ブームの追い風も受け、多くのアニメファンが訪れるようになった。

しかし、コロナの影響を受け、イートインは中止。

巣ごもり需要で自宅のパン作りが広まっていくことに危機感を覚えたオーナーは、以前から少しずつ販売していたフランスパンやハード系パンに力を入れ自宅では作れないハード系パンの販売強化で生き残りをかけようとした。

毎日SNSで情報発信したことで、徐々にハード系のファンが増えてきたものの
十分な売上を上げることができる、閉店が頭をよぎる不安な日々が続く・・・

「良い商品を作れば必ず売れる！」職人としてこれまで信じてきた信条が崩れそうになったとき、「A4」1枚アンケートアドバイザーに出会う。