みなさん、こんにちは。「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。
今回は、ターゲット設定について、書いてみようと思います。
今までも、このブログで何度か、ターゲットについて取り上げてきましたが、
もしかしたら、いまいち、「ピン」っと来てない方もいらっしゃるかもと思い、再度、書いてみようと思います。
と言いますのも、工務店様、住宅会社様との打ち合わせの中で、
「どんな方をターゲットで考えていますか?」
ってお聞きすると、
「20歳台後半から30歳台前半で、トヨタ関連の企業にお勤めの方。」
「そして、お子さんが幼稚園か、保育園かな?小学校だともう家を買っている方が多いので・・・」
という答えを頂く事が多いです。
決して、間違いではないですし、こういった方がみなさんの前に現れてくれれば、こんなに良い事はありません。
でも、こういった回答をお聞きすると、私は、
失礼ながら、
「このスペックだけの絞込みではターゲットにならない。」
「売り手の工務店様や住宅会社様にとって、一番欲しいお客様であって、ターゲットではない。」
と思うわけです。
工務店や住宅会社が、地域でみなさんの会社1社だけであれば、
地域のみんなが家を買いに、家を建てにきてくれるので、このターゲット設定でも成り立ちますが、現実は、無数のライバル社がある訳です。
その無数のライバル社の中から、選んでもらおうと思うと、
「20歳台後半から30歳台前半で、トヨタ関連の企業にお勤めで、お子さんが幼稚園か、保育園に通っている方、どうぞ、当社で家を建ててください!」
と訴えても、たぶん、全く響かないし、情報が届かないです。
また、こんな回答も良くお聞きします。
「当社は、自由設計でお客さんの好きなように建てられるんだわー。」
「外観デザインも和風から洋風まで、何でも可能だよ。」
っていう回答です。
でも、この回答も、私からすれば、ターゲットを絞り込めていません。
自由設計で外観デザインが豊富な工務店さんって、世の中にたくさんあります。
お客さんは、他社でも同じような説明を受けているはずです
これだけでは、お客様に響きません。
もっと、絞り込む必要があります。
では、絞り込んだターゲット設定って、どんなものがあるかって言うと、以下のものが今まで私が携わったターゲット設定です。
・自分のイメージした理想の家を建てたくてハウスメーカーに相談したけど、「出来ない」って言われて困っている。
・1級建築士に頼みたいけど、金額も高いだろうし、敷居も高そうだから頼むか悩んでいる方
・総合展示場のモデルハウスは豪華すぎて、参考にならないから、実際に建てる36坪くらいの家を見たい方
・忙しい共働き夫婦だから、家事や子育てを夫婦で協力できる家を建てたい方
・安心感、信頼感があるハウスメーカーで建てたい方
・家が古くなったのでリフォームするか、新築にするか、迷っている方
・子供たちが独立したので、これからの夫婦二人暮らしを快適にしたい方
・自然素材の家を建てたいけど、高くて予算が合わず諦めていた方
・日当たりの悪い土地に、暖かい家を建てたい方
・間口が狭い土地だから、自分たちが希望する家が建てらるか心配な方
・デンマークで北欧住宅に住んでいたので、本物の北欧住宅を探している方
・大型犬と住める家を探している方、もしくは大型犬と住めるリフォームをしたい方
・子供の結婚が決まったので、二世帯住宅への建て替えを検討している方
・大きな借金をして、住宅ローンに縛られるのが嫌な方
・海が見えるセカンドハウスや別荘を建てたい方
・お庭まわり、外まわりのお悩みがある方
・ステイホームでお隣さんのちょっとした視線が気になる方
・手が離せないときにきた宅急便を簡単に受け取りたい方
・家にいる時間が増えて、庭の草取りをやらされるのが嫌な方
・・・・・・、ざっとこんな感じでターゲットを絞り込みます。
「あれ、そのターゲット、私のことかも?」
って言うものがありませんか(笑)?
そう思ってもらえれば、その広告を読んでもらえる確立が高くなります。
読んでもらえれば、同じような悩みや希望を持っている方が、来てくれるなり、お問い合わせをしてくれるので、契約できる可能性が高くなります。
つまり、買ってくれるお客様が来てくれるわけです。
では、どうやって、ターゲット設定をするかというと、実は非常に簡単です。
「家を買ってくれたお客様」「建ててくれたお客様」「リフォームしてくれたお客様」に、
「家を買う前に、建てる前に、どんな暮らしをしたいと思っていましたか?
もしくは、どんな悩みがありましたか?」
って聞くだけです。
どんなお客様も必ず、何かしら、希望や悩みを持っているはずです。
お客様に聞いてしまうのが早いです。
事実、先ほど例で挙げたターゲットは、全てお客様から聞いたことです。
ターゲットを決めないと、広告の組立ては実は出来ないんです。
そして、次の改善にも繋がらないです。
どこまでいっても、広告には仮説と検証が必要です。
ちょっと、長くなってしまいました。
仮説と検証を書き出すと、さらに長くなってしまうので・・・・、
詳しく知りたい人は、下記のセミナーにお越しください。
第15回「A4」1枚アンケート実践勉強会inアッシュデザイン
開催日:2020年12月17日(木)午後1:30~5:00
会 場:株式会社アッシュデザイン 会議室
〒446-0066 愛知県安城市池浦町池西65 クサカ池浦ビル1F
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参加者:先着4名様
参加費:初回12,000円(再受講7,000円)
※内容には自信を持っていますが、ご満足いただけなければ、勉強会終了後に全額返金いたします。
詳細とお申込は、こちらからどうぞ
きっとお役に立てると思います。
ではでは、今回は、このあたりで終わりにしようと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。