みなさん、こんにちは。「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。
前回のコラムの最後に、
「どこまでいっても、広告には仮説と検証が必要です。
ちょっと、長くなってしまいました。
仮説と検証を書き出すと、さらに長くなってしまうので・・・・、」
と書きました。
今回は、この「仮説と検証」について、少し触れたいと思います。
今、折込チラシやホームページで告知している「建物完成見学会」や「土地分譲」の情報を見ると、
「完全予約制」
という言葉が大きく表現されているのを見かけるかと思います。
先日も、ある住宅会社様と分譲のチラシの打合せをしていて、
「それだったら、完全予約制の見学会にされたらどうですか?」
という提案をさせて頂きました。
※詳細が書けなくて申し訳ないです。
そうしたら、
「そうですよね、今はコロナ禍だから、その方がお客様も安心してご来場頂けますよね。」
と提案を受け入れてくださり、
「完全予約制の見学会」
を行うことになりました。
コロナ禍だから、三密を避けるためにも、賢明な方法ですし、お客様も安心されると思います。
事実、コロナ禍になってから、私が関わった案件で、
・完全予約制の宅地説明会 10,000枚の新聞折込で、4組の予約来場
・注文住宅の完成見学会 約30,000枚の新聞折込で、12組の予約来場
・分譲住宅の売り出し 約50,000枚の新聞折込で、5組の予約来場
という結果だ出ています。
(WEBサイトからの申し込みも含んでしますが、明らかにチラシが第一次情報と思われる数です。)
それと同時に、
「以前は、予約制にすると敷居が高くなり、来場数が減るイメージがあったのですが、今はそうでもないんですね。」
「コロナ禍で、三密を避けるために、予約制がスタンダードになっていくんでしょうね。」
と言われます。
多くの工務店さん、住宅会社さんがそう思われていると思います。
そうなんです、私も過去は予約制にすると敷居が高くなり、集客が鈍ると考えていました。
でも、今は
「予約制の見学会」にしたほうがメリットがあると考えています。
ただ、
「このコロナ禍が原因で予約制がスタンダードになった。」
とは考えていません。
「コロナ禍で20歳代~60歳代まで世代を問わず、予約制を好む方が広がった。」
と考えています。
どういう事かと言いますと、下記をご覧ください。
これ、当社が毎月発行しています「販促の情報誌」ですが、
上記のように、この記事は2018年6月号です。
今から2年前に私はこの記事を書いています。
もうこの頃から、20歳代から30歳代の方をターゲットにすると、
予約制の方が集客効果が高かったです。
理由は、
・待たされたり等で無駄な時間を使いたくない
・突然行って、「誰?」という対応をされたくない
の2点が大きな理由だと思います。
消費者の意識が変わってきていたんですよね~、2年前から・・・・。
それが、今回のコロナ禍で若い世代だけが「予約制」を好んでいたのが、
50歳代や60歳代の方も、予約制を使うようになったというのが私の仮説です。
では、検証はどうするのか?
もう、これはお客様に聞くしかないです。
予約制で来場されたお客様に、さりげなく聞いてください。
「なぜ、予約制の見学会を選ばれたのですか?」
って・・・。
ちなみに私の22歳の娘は、いつも予約してから出掛けるので、理由を聞いたら、
①待たされるのが嫌、無駄
②予約したほうが親切にしてもらえそう(誰?という対応をされない)
と言っていました。
答えはお客様が持っていますから、お客様に聞いて、検証してみてください。
そして、一番大切な事は、「消費者は変化していく」という事です。
この変化を感じ取ることが大切です。
それには、「A4」1枚アンケートを取り続けることをお勧めします。
詳細を知りたい方は、ぜひ、下記のセミナーにお越しください。
第16回「A4」1枚アンケート実践勉強会inアッシュデザイン
開催日:2021年1月28日(木)午後1:30~5:00
会 場:株式会社アッシュデザイン 会議室
〒446-0066 愛知県安城市池浦町池西65 クサカ池浦ビル1F
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参加者:先着4名様
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※内容には自信を持っていますが、ご満足いただけなければ、勉強会終了後に全額返金いたします。
詳細とお申込は、こちらからどうぞ。
きっとお役に立てると思います。
ではでは、今回は、このあたりで終わりにしようと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。