新聞の本当の姿を知っていますか?

2020年2月1日
住宅・工務店・リフォーム・不動産業界向け「A4」1枚アンケートから集客できる広告作り

みなさん、こんにちは。

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。

 

今日は、「新聞の本当の姿」について書こうと思います。

 

年が明けてから1ヶ月が過ぎましたが、新聞の折込チラシについて、正反対の意見や感想をいくつか頂きました。

 

・新聞折込やネット広告って本当に効果が無いですね。ずーーーーと続けていますが、反響が無いです。(ずっと同じ原稿内容です。)もう広告は止めて、直接、声を掛ける事にします。

 

・12月中旬に新聞折込をしてから、ずっと好調です。年内は2日に一人は、チラシを持って来店されました。年が明けてからは、折込チラシを持ってくる人はいませんが、きっとチラシを見ての来店だと思います。

 

・1月初旬の折込チラシで1棟、契約出来ました。理想のお客様でした。

 

・新聞の折込チラシって、即効性があるじゃないですか?今は業績が好調なのでいいんですが、下振れした時のために今から準備したいです。集客できるチラシを作っておけば、いざという時、すぐに効果を期待できるので安心です。

 

・もっと来場が欲しいけど、新聞って読まれてないのかな?

 

・・・・・等々です。

 

今朝も、ある企業の営業部長さんから、

 

「大見さん、来週、急遽ポスティングを出来ないかな?」

 

と電話がありました。

 

よくよく聞いてみると、

 

「昨日の新聞折込チラシで続々とお客様が来ている。こんなに集客がある事は珍しいじゃんね。」

 

「ただ、若い人が少ない。アパートやマンションに住んでいる若い人は、新聞を取ってない人が多いから、伝わってないと思うんだよね?そこをポスティングでカバーしたい。やってみないと、この想定が合っているかは、わからないけどね・・・。せっかく、集客があるチラシだから試してみないと勿体無いじゃんね。」

 

と言われました。

 

この営業部長さん、仕事熱心で、現場を良く知っているので、この想定は当たっています。

 

新聞って、読まれてない、購読者が少なくなっているって言われていますが、地域密着のプッシュ型の広告で、まだまだ力があります。

 

もちろん、新聞の購読者は減っていますし、情報源はネットで十分と言う方が多いのも事実です。

 

でも、ネットの中の情報ってどれくらいあるか、ご存知ですか?

 

実は、

 

「地球上の砂場の砂の数よりも多い。」

と言われています。

 

つまり、見つけてもらうのが大変です。

ホームページを作れば伝わるわけではありません。

 

それなりに、お金と時間を掛けて、見つけてもらえる努力と言うか、伝える努力をしないと伝わらない訳です。

 

また、チラシだろうがネット広告だろうが、効果がない広告は、ずーーーーーーと続けても、効果は見込めません。

 

その内容に誰も興味を持たないからです。

表現を変える必要があります。

 

話が脱線しました。

 

新聞に戻します。

愛知県ですから中日新聞の媒体です。

 

これが、中日新聞の購読者です。

 

 

愛知県での朝刊の販売部数は、約150万部です。

愛知県の世帯数は約320万世帯ですから、新聞購読率は約50%。

ただ、企業が購読している数も含まれているので、それを想定すると、30%位は購読していると思います。

 

「新聞購読者が30%しか居ないのかー、少ない!」

 

って思ってしまうと新聞の本当の姿が見えてこなくなります。

もう少し詳しく見てみます。

 

新聞購読者の住居形態です。

 

一戸建て持ち家の方が81.6%です。

借家、賃貸マンション/アパートの方が5.6%、

分譲マンションの方は、4.9%です。

 

この数字を読み解く必要があります。

 

先ほどの営業部長さんの「若い人に情報が届いていない。」が当たっています。

 

アパートやマンションにお住まいで新聞を取っている人が一戸建ての方に比べて、極端に少ないことがわかります。

この人たちには、新聞にチラシを折込んでも情報が届かないです。

情報を届けるには、アパートやマンションと言った集合住宅を狙ってポスティングをするとか、ネット広告でカバーする必要があります。

 

もう一つ、新聞のデータをご紹介します。

 

ここから読み解けることは、

 

(1)2世帯・3世帯の家が多く新聞を購読している。

(2)世帯年収が高い。特に夕刊も取っている家は、世帯年収1,000万円以上の家が27%もあります。

(3)20年以上購読し続けている歴史ある家が60%以上ある。

 

です。

 

トータルで考えると、

 

新聞購読者は、「一戸建てにお住まい」で、「世帯年収が高く」、「もともとの地元の方」が多い事がわかります。

 

これが新聞の本当の姿です。

 

「購読者が減っているから、新聞にチラシを折込んでも無駄」

と考えて、止めてしまうのは、もったいないと思います。

 

もちろん、「ピザの宅配」等、新聞折込チラシよりもポスティングを利用したほうが効果が上がる確立が高い広告もありますが、

 

「住宅のリフォーム」

「カーポートや門扉といったエクステリアリフォーム」

「住宅の新築・建替え」

「地主さん向けの土地活用」

「健康食品」

「スポーツクラブ」

「ホームセンター」

「葬儀場」

 

は、新聞の購読者と合っています。

 

新聞を上手に利用すれば、まだまだ効果を上げられる確立は高くなります。

事実、過去に「地主さん向けのアパートによる土地活用セミナー」の広告を夕刊に掲載して、セミナー集客に成功した事もあります。

夕刊の購読者は、「歴史があるお宅が多い」→「土地をお持ちの地主さんが多いだろう」という想定です。

 

そして、根本的には「ターゲットにしっかりと伝わるメッセージ」を構築しなければ、消費者は動きません。

 

広告は「あなたが情報を届けたい人へのラブレター」と思って作って欲しいです。

非常にアナログ的ですが、気持ちが入っていない広告は、やっぱり効果が薄いです。

 

気持ちが入っている広告は反響が出ます。

 

気持ちが入った広告を作りたい方は、下記のアマゾンで一番売れている広告作成本「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法(著者:岡本達彦氏、発行:ダイヤモンド社)

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最後までご覧頂き、ありがとうございます。