人が集まるところに出店しても失敗する例

2021年10月8日

先日、ある不動産ショップさんと話をしていて、

「大手流通店に不動産ショップを出店していたけど、閉めたよ。大赤字だった。」

とお聞きしました。

その大手流通店は、年間で60万人のお客様が来店される集客力があるお店です。

でも、不動産ショップは、上手くいきませんでした。

理由は、簡単です。

大手流通店が専門店だったからです。

専門店は、目的買いのお客様が多いです。

そうすると、目的のものが買えると、帰ってしまいます。

つまりお店の中を回遊する事が無いんですね。

ココがポイントです。

目的も無く、回遊することが多いお店であれば、お客様を掴めます。

例えば、大きなショッピングモールです。

逆に食品スーパーは、難しいです。晩御飯のおかずを買ったら、速攻で帰ってしまいます。

こう言う店舗で不動産を売るのは中々難しいです。

この場合は、「土地相談ついでに、買物も出来ますよ。」くらいのファン化を図る必要があります。

集客力がある施設で住宅フェアや不動産相談会を実施する際も同じです。